JANTZEN(ジャンセン)自由が丘店
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どんなお客さま?
"JANTZEN"さんは1910年に創業したアメリカの歴史あるブランドであり、こちらを運営されていらっしゃる株式会社コスギさまよりお仕事頂きお手伝いさせて頂きました。
今回の店舗では"JANTZEN""DIVING GIRL""Clean Water"と3つのブランドがあり、【アクティブ・フレンドリー・オーガニック】をを取り入れたえ自分にとっての豊かさを知る女性に向けた、デイリーウェアブランドを展開されています。
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内装をつくり上げるときに考えたこと、工夫したこと。
今回は既存店舗のリニューアル工事としてお仕事を頂きました。
都内では珍しく大幅にセットバックした店舗で、全面に10坪ほどの自由に使える敷地がついている物件でした。前面の敷地により導線が遠くなるため中々店舗に入りずらいというのが悩みだったので敷地の使い方に焦点を当てました。
そこでご提案させて頂いたのが、道路からお店への連続性を持たせた空間。セットフロントという手法を使いました。ポートランドではよくそのような光景が見受けられるようなのですが、道路までお店の感じをせり出させるという手法です。日本ではさすがに道路まで内装してしまったら捕まってしまうので今回は、ネックとなっていた全面の敷地に通路としての導線をつくりつつも、お店に入りやすいような導線も合わせて作ってしまうような外構工事を行わせて頂きました。店舗内の改装では前側にカフェスペースを設置することで、来店をしやすくなるような工夫も織り交ぜていきました。
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コメント
都内でこんなにも前面に敷地があるところは初めてだったので、想像がいつも以上に膨らみ、おもしろい提案ができたのではないかと思っています。敷地を通過してもらいながら、その流れでお店に引き込まれるような導線は直線ではなくアーチが良いととかコーヒーが飲める空間をガラス越しに見えるようにすると来店のハードルが下がるとかいろんなことを想像しながら考えを巡らせました。いつも建物の中が多いので、高さに制限がなかったり、雨風など自然のことを考える必要があったり違う視点で考えられたのも良い経験になりました。ジャンセンさんも初めてコーヒーをお出しするなどチャレンジされるところが多く前のめりな現場になったなと思います!
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