Cafe Amour

今回は工場を一緒に使っている鉄職人の河合広大くんが紹介元です。施主様のご家族のつながりで河合くんと僕をご紹介いただき今回お手伝いさせて頂く運びになりました。初顔合わせはサイゼリヤでドリンクバーを飲みながら施主でありレストランを始めれられるお母様、息子さんと打ち合わせをしたことが懐かしいです。その後の打ち合わせも基本が30代オーバーのメンバーでサイゼリヤのドリンクバーだったことは良い思い出です。笑

Cafe Amourはイタリアンを中心に、店主のお母様がもともと十数年小料理屋さんなどやられていた経験があるので家庭的な料理もランチなどにに提供してゆく、ライブができるカフェアンドレストランです。息子のひろさんもイタリアン料理屋さんで修行を積んでからの初の開業になるので親子二人三脚で雑色の街を盛り上げてくれそうなそんなお店になるのではと思います！JAZZなどのライブをメインで開催されていきたいということでした。

上に物件のオーナー様が住んでいて、１階のCafe Amourで店ライブをやるというお話を頂いたので、防音について上への音漏れと近隣への音漏れを考慮して内装工事を行いました。また前テナントが診療所として物件を使っていたり、ベースが倉庫のつくりだったので、前後のシャッターをドアや給排気ダクトがでる壁に変えたりするところが大変でした。天井が低くダクトの排気を外に出すにあたっても通常のダクトが使えなかったので手こずりました。あとは面積ギリギリで用途変更と 全館に防災設備をつけることになりそうだったのでヒヤヒヤでしたが数平㎡変更規定より小さかったので現行の設備でいけてよかったです。

このお仕事は、小口親子の面白さが炸裂してとてもおもしろかったです。お母さんが〇〇歳とは思えないほど元気でユーモアに富んでいて、現場の職人さんみんなにあだ名をつけてくれたり、その名前がまた的確でセンス抜群で行く度に涙目になりました笑。内装も二人のセンス満載のなかなか個性的な感じに仕上がっています。鉄職人の広大が入り口メインのサッシをとてもかっこよく作ってくれたのでどんな内装になっていい感じにはなるなと思っていましたがやはり既成品ではなく、お店に合わせてく作ったエントランスはダントツカッコいいです！ 写真のお母さんの笑顔もとても素敵です！！