Asunaro
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Asunaro・植村夫妻との出会いは?
出会いは、内装をお手伝いさせて頂いているGO TODAY SHAiRE SALON代表の大庭さんからご紹介頂きました。GTSS(GO TODAY SHAiRE SALON)でも週に何日か働かれていて、独立手前という段階でお引き合わせ頂きました。学芸大学駅にお住まいうことで植村さん(施主)の仕事終わりに学芸大学駅周辺のカフェでどういった内装、お店づくりにするか夜な夜な打ち合わせしました。それでいて出店場所が辻堂というのにたまげましたが笑
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なぜ辻堂?
なぜ地元でもない、仕事も生活もしたこがない辻堂なのか?という問いに対しては、海が近い、落ち着いた時の流れる場所でお仕事をされたいというふんわりしているけども意志の硬い思いを感じました。以降は後日談(開店2ヶ月後)になりますが、都内のど真ん中で勝負する意味、新天地でも住んでいる人の属性、ターゲッティングをしっかりすることでお客さんの心を掴んでいくお話はとても勉強になり、初めて2ヶ月という間もない期間で驚くほどお客さんが増えているのをまのあたりにして驚きました。
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Asunaroをつくる上で、どんな工夫や試行錯誤があったか?
木造3階建ての建物で、内装制限で引渡し時の壁が耐火構造の一部となっており、穴を開けられないことが工事の制限になり工夫を要しました。通常は引渡し時のところから新たに壁・天井を作っていくのがセオリーだったと思いますが、広さや予算の関係上工夫で解決していきました。基本は天井壁ともに露出が増えるので配線関係は鉄管を使って見せる配管ををしていきました。後はバックオフィスやトイレで作る新規の壁の中を通してうまくごちゃつき感を消して行きました。床に関しても、コンクリの状態での引き渡しでしたので、はじめての磨きを試みました。こちらは表面をつるつるになるまで研いていくという技法ですが、磨くだけでツヤ感を出し、凹凸をなくし美容室としては最適(髪が掃きやすい)な床の状態になり重宝して頂いております。
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最後に感想
辻堂の新築(当時まだ更地)の1回テナントとして入居するということで、物件はまだ建っていない、辻堂での生活・仕事経験もないという状況に突っ込んでいくさまはとても気持ちがよい、勇気のある方々だなと若干引き気味に、少しの不安を胸に抱きながら話を進めていきましたが、やはり最後は人なんだなと。ご夫婦の人柄と前向きな気持がAsunaroの基盤となり名前のとおり明日へいろいろな実を実らせているような雰囲気を感じます。ご夫婦でトリートメントをオリジナルでつくったり、1日1美容師さんにつき3から多くても5名と1人1人に対してしっかりとサービスを提供されておるのでとても丁寧です。私(加賀山)もこちらで髪をカットしていただいているのでご興味ある方はご紹介させて頂きます。
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