4月からハコリでお世話になっています、葛西と申します。
ハコリでは主に、お客様とのお打ち合わせから設計デザイン・現場管理を担当しております。
最近はオフィス設計のご依頼が多く、私自身あまりオフィスという空間で働いたことがないのもあって悩むことも多々ありますが、日々勉強させて頂いております!
施工事例については、次回以降またご紹介させていただきます。まずは自己紹介から…
出身は福島県いわき市
小さい頃から車に乗ればすぐに海へ行けたし山も川も身近にあったで、今でも自然が大好きです。この気持ちは自身のデザインにも影響してる気がしています。
建築に興味を持ったのは、大学生の時に起きた東日本大震災を機に友人たちとボランティアサークルを立ち上げ、被災地へ足を運ぶようになったのがきっかけでした。活動する中で徐々に自分の非力さを実感し、何ができるのか、何が求められているのか、これから何をしたいのかと悩み始めた頃、私は誰かにとっての「居場所」を自分の手でつくりたいと思うようになりました。それは安心できる家をつくるとか、ゆっくりできるカフェをつくるとか、公園をつくるとか…、まずはとにかく勉強しなくてはと焦ったのを覚えています。
建築を「ともにつくる」楽しさを知る
建築の道を進もうと決めた私は、大学卒業後、専門学校の建築デザイン科で2年間学び、2015年に「ともにつくる」を理念に掲げる市川の工務店つみき設計施工社と出会いました。
設計者と職人だけで空間をつくるのではなく、お施主さんも、ときには町の人をもものづくりの現場に巻き込んで一緒につくる“参加型リノベーション”というカタチは、私の世界観を大きく変えました。
いつ、どこで、誰とワークショップをやっても、1日の最後には必ず仲間が生まれ、充実感に満ちた笑顔がひろがる。住まいも、お店も、家具も、色んな人の想いが重なって出来上がると、きっとずっと大事にされる。
学生の時には思いもつかなかった、そんな建築の在り方がじんわりとあたたかく魅力的で、本当に好きでした。
そしてそんな場を創り出せるつみき設計施工社の皆さんを尊敬し憧れていました。
写真は入社してすぐのウッドデッキをつくるワークショップで撮った集合写真です。私はこの写真が大好きで、この時に感じた気持ちを忘れずにこれからたくさんの人と共有できたら嬉しいと思っています。今も私の目標です!
つみきさんやワークショップ、DIYに興味のある方は是非こちらの本も読んでみてください!私の関わらせて頂いたプロジェクトも載っています…!
▶ともにつくるDIYワークショップ リノベーション空間と8つのメソッド
河野直 (著), 河野桃子 (著), つみき設計施工社 (著)
その後、カンボジアで現場管理を経験
ハコリに入社する直前は、縁があってカンボジアの首都プノンペンで半年ほど現場管理の仕事をしていました。日本の企業や個人経営の日本人のお客様がメインで、居酒屋や雑貨店、オフィスなどの内装工事を担当しました。
日本とは何もかもが違う環境下で、原付バイクの乗り方から覚え、地元の建築手法を教わり、職人さん達からクメール語を学び、とにかく刺激的な毎日でした。
不便なことはあっても、人は優しいしご飯も美味しいカンボジアに惚れ込み、前より幾分たくましくなって日本に帰ってこれたので、カンボジアの話はまたどこかでお話できたらいいなと思います。
ハコリとの出会いは3年前のkikkakeでのテーブルづくり
ハコリを知ったのは2015年の3月、代表の加賀山が会社を設立してすぐの頃でした。「近くに面白そうなことを始めた人がいて、今テーブルを作っている。誰でも来ていいらしい」という情報を元にkikkakeガレージに足を運びました。
この時のテーブルはみんなで遅くまで試行錯誤しながら製作した覚えがありますが、3年後に出会ったハコリは立派なテーブルをいくつも納品し、オフィスや美容室など素敵な内装を手掛ける団体になっていました。
まだまだ未熟な私ですが、1年後、3年後、10年後もっともっと成長した自分でいられるよう挑戦を続けたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回ブログも頑張ります!
葛西