こんにちは!葛西です。

すっかりおでんの季節になりましたね。今回は、今年5月に担当させていただいた3Bacs.inc様のオフィスの内装工事の現場での様子をご紹介したいと思います。グランピングをイメージしたラウンジ兼コミュニティスペースがお気に入りのオフィスです。

詳しくはこちらの施工事例をご覧ください。
>>>http://hakore.jp/works/3backs-inc/

 

床、壁、天井などはそのまま活かし造り付け家具をご提案

工事前のラウンジスペース

3Backsさんでつくらせていただいた家具の中で、最も大きなものが上の写真のテント型ミーティングブースです。ちょっとしたこだわりが随所に詰まっていますのでご紹介します。

まずは既存の黒い壁の印象を変えるための木の腰壁をつくります。

腰壁に斜めに無垢の杉板を張ったら、テントの木枠をつくります。

カラフルなソファが取付けられたら、既にかわいい雰囲気に!完成でいいのでは?という声もあがる現場でしたが…いえいえ。日暮里繊維街でいくつも店をまわり選んだ布を張って完成なのです。

家具担当のまめさんがちくちくと丁寧に縫い合わせてくださいました…!本当にありがとうございます!

布を縫う間に、もう一つのミニテントも造作します。朝までミシンの音が鳴り響く現場は前にも後にもこれっきりな気がして、なんだかいい思い出です。

見てほしいポイントはこちらです!

入口の布を縛ることでオープンにもクローズにもできるように設計していたのですが、ヒモまで親和性があるようにテントの生地からつくりました。まめ先生のおかげで、この日でミシンの使い方をマスターしたように思います。

やっぱり布を張って完成です!木枠だけよりも堂々としました!

小さい方のテントも、こびとの会議室みたいでかなりお気に入りです。

 

使い方次第でいろいろな場所になり得るひな壇のご提案

工事前の執務室

お隣の執務室には、休憩や気分転換、朝礼やちょっとしたミーティングなど様々な使い方が想像できるひな壇を造作しました。

営業中の工事だったのでなるべく現場での工程が少なく済むよう、あらかじめユニットで組んでもらったものを搬入しました。

とはいっても大きいので、最後は4人で持ち上げてやっと完成しました。大工の宇根さん、丁寧なお仕事ありがとうございます!

ここでもう一つご紹介したいものがあります。それがこちらです。

三角テーブル。ひな壇に小さなテーブルを置くことを考えたときに生まれました。

6つ集まると六角形のテーブルとしても使えます。ころっとしていてかわいいです。

 

2階に移転された本部のオフィスは無垢のビッグテーブルをご提案

タモの無垢材を大胆に使ったテーブルは現場でもインパクトが大きく、一枚一枚が重たいので慎重に組み立てました。

クリアのオイルフィニッシュで塗装し、自然な木の表情を活かしました。木目の色が美しいです。

脚はできるだけ見えないように、中央寄りでスチールを組んでいます。

そしてこちらの塗料、塗るだけで鉄のようなワイルドな仕上がりになるアイアン塗料と呼ばれるものを使ってみました。

よくあるグレーのスチールキャビネットが、見違えるほど変わりました!鉄っぽいザラザラとした質感がいい味を出してくれています。

まだまだ未熟な私ですが、こだわりに共鳴し挑戦させてくださるお客様、共に考え的確な指摘をくださる職人の方々に心から感謝しております。

 

また、今回の改装が《みんなのオフィス》というwebサイトでも紹介されていました!「会社でのコミュニケーションといえば、仕事の話ばかりになりがちですが、リラックスできるテントやバーカウンターなどがあることで、ありのままのコミュニケーションがとれるようになりました。(みんなのオフィスwebサイトより引用)」というお客様の感想が嬉しかったです。
以下より、どうぞご覧ください!
オフィスでグランピング!?再生・復活・復興を理念に展開するReBirth Company、3Backsのオフィス!!

 

少し長くなりましたが、読んで頂きありがとうございました。次回も頑張ります!お楽しみに😎

 

葛西

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